スリーピング・ドール/ジェフリー・ディーヴァー/文藝春秋(2008.10.10発行)
本を途中で閉じて、ゆっくりと本の表紙をながめる。これからいったいどうなるのか。
先が楽しみで、なかなか新たに本を開けることができない。そんなミステリ。
物語は、主人公カルフォルニア州捜査局捜査官「キネシクス」分析の天才キャサリン・ダンスの尋問から始まった。
※キネシクス ボディーランゲージ分析・人間の所作や表情を読み解いて相手の感情を推し量ること。
一家4人を惨殺した”マンソンの息子”の異名を持つカルト的集団の指導者ダニエル・ペルとの。
☆2008年週刊文春ミステリベスト10(海外)第3位
☆このミステリーがすごい!2009年版(2008年)ベスト20宝島社第5位
ジェフリー・ディーヴァーの人気シリーズ・科学捜査官リンカーン・ライムと女性捜査官アメリア・サックスもほんの少しだけ登場します。
2008年10月10日文藝春秋より発行
著者紹介:海外ミステリ初めての方・時間がなくてたくさんは読めない方・ミステリにはまっている方など全てのミステリファンに絶対にお勧めの作家です
1950年シカゴ生まれ。ミズーリ大学卒業後、弁護士。ジャーナリスト、フォーク・シンガー、脚本家など様々な職業を経て作家に。デビュー作は『汚れた街のシンデレラ』
絶対にお勧めの<リンカーンライムとアメリア・サックスのシリーズ>
①”The Bone Collector”(1997/1999邦訳) 『ボーンコレクター』
②”The Coffin Dancer”』(1998/2000邦訳) 『コフィン・ダンサー』
③”The Empty Chair”』(2000/2001邦訳) 『エンプティー・チェア』
④”The Stone Monkey”(2002/2003邦訳 ) 『石の猿』
⑤”The Vanished Man”(2003/2004邦訳) 『魔術師』
⑥”The Twelfth Card”(2005/2006.9.30邦訳) 『12番目のカード』
⑦”The Cold Moon”(2006/2007.10.30邦訳) 『ウォッチメイカー』
☆この作品でキャサリン・ダンスが登場
キャサリン・ダンスのシリーズ第1作と捉える人もいます
☆☆2007週刊文春ミステリベスト10(海外)第1位
☆☆このミステリーがすごい!2008年版(2007年)ベスト20宝島社<海外>第1位!
<ジェフリー・ディーヴァー作品の非シリーズもの>
“The Lesson of Her Death” (1993) 『死の教訓』
“Praying For Sleep” (1994) 『 眠れぬイヴのために』
“Speaking In Tongues” (1995) 『監禁』
“A Maiden’s Grave” (1995) 『静寂の叫び』
“The Devil’s Teardrop”(1999) 『悪魔の涙』
“The Blue Nowhere” (2001) 『青い虚空』
“Garden Of Beasts” (2004) 『獣たちの庭園』