螺旋/サンティアーゴ・パパーレス/ヴィレッジブックス2010.2.27発行)
2006年スペイン文化庁からブタペストで開催された<ヨーロッパ若手作家フェスティバル>にスペインを代表する作品に選ばれたのが本書
主人公は出版社に勤める編集者のダビッド もう一人は麻薬中毒患者のフラン
窮地に陥った出版社社長から、第6巻を出版するため、ベストセラー小説『螺旋』の作者トマス・マウドをなんとしても探しだしてくれと命じられたダビットは—–
スペインの麻薬汚染状況もからませて、物語は進みます。
すぐに作品に引き込まれて厚い本をあっという間に読み切っていました。
2010年2月27日ヴィレッジブックスより発行
麻薬については中国が極刑で望むのも無理はないかなと思います。
本書より抜粋「自分よりも大切に思っている人がいれば、その人に降りかかった不幸はほかのどんなことよりも辛いものです」
「2人である時間と空間をともに分かち合えたことに感謝するとおもいます。私たちが共有した幸せな時間は何ものも消し去ることはできません。」
関連
-
評価: ☆☆☆☆☆