死を騙る男/インガー・アッシュ・ウルフ/創元推理文庫(2011.1.28発行)
主人公のヒロイン ヘイゼル・ミケイリフ警部補は、61歳。
腰の痛みに耐えて、事件らしい事件とはほとんど無縁の小さな町の署長職を代行している。
その小さな町で末期癌の老女が死体で発見された。喉が切り裂かれており—–
彼女の下に有能で型にはまらない部下たちが集まり、事件の手がかりを追って犯人に迫ります。
既にシリーズ第2作も発表されています。
犯人もなんだか余り憎むことが出来ず、その能力を医学に使ったらと思うのは私だけでしょうか。
「女性警察署長と—–犯人との息詰まる闘いを圧倒的な筆致で描きあげる迫真の警察小説登場」と紹介されています。
2作目も迅速な翻訳をお願い致します。
2011年1月28日創元推理文庫より発行 原題は「THE CALLING」
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女性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆