闇のしもべ(上)(下) (英国式犯罪解剖学) /イモジェン・ロバートソン/創元推理文庫(2012.9.21発行)

本書の舞台は、1780年のイングランド南部ウエスト・サセックスの小さな村

世間と縁を切り研究に没頭する解剖学者ゲイブリル・クラウザーと才気あふれる提督婦人

ハリエット・ウェスターマンの奇妙なコンビが殺人事件に挑みます。

犯人は簡単にわかってしまうのでミステリというより歴史小説としてとても面白かった。

既にシリーズ化（Crowther and Westerman series）しており第4作まで発表されているそうです。
『Anatomy of Murder (Crowther & Westerman 2)』(2011)
『Island of Bones (Crowther & Westerman 3)』(2011)
『Circle of Shadows (Crowther & Westerman 4)』(2012)

2012年9月21日創元推理文庫より発行　原題は「Instruments of Darkness」(2009)

 - 歴史ミステリもの, 男性検死官（解剖学者・法人類学者・科学者等）もの, 評価: ☆☆☆☆