海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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高慢と偏見、そして殺人/P・D・ジェイムズ /ハヤカワポケットミステリ(2012.11.10発行)

      2015/12/08


ロマンス小説の古典(18世紀のイギリスの田舎が舞台)オースティンの『高慢と偏見』の続篇に、ミステリの巨匠P・D・ジェイムズが挑んだ作品

「高慢と偏見」から数年を経て主人公の住む館の近くで殺人事件が—–

ミステリとして楽しみました。

一つの殺人事件を丁寧に丁寧に解き明かしてくれます。

展開が遅いという意見もあると思いますが、90歳代の巨匠が描くミステリを是非お読みください。

2012年11月10日ハヤカワポケットミステリより発行 原題は「DEATH COMES TO PEMBERLEY(死がペンバリー館からやってくる)」

 - 歴史ミステリもの, 評価: ☆☆☆☆