海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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エコー・パーク(上)(下)/マイクル・コナリー/講談社文庫(2010.4.15発行)

   

2年半ぶりのハリー・ボッシュ シリーズ第12作
未解決事件班刑事ハリー・ボッシュの心を離れない一つの事件。
それは、1993年22歳のマリー・ゲストが失踪した事件だった。彼女の車は10日後に発見され、彼女の失踪時に着ていた服が助手席にきちんと畳まれて置かれていた。
13年後、事件は急展開を見せる—-
どう展開していくか予想のつかない面白さと刑事ハリー・ボッシュの被害者の家族を想い正義を追い求める一途な姿勢にいつも心を奪われます。
パートナーを思う気持ちにも心を打たれます。
このシリーズが永遠に続くことを祈らずにはいられません。
訳者は、リーマンショック以降の未曾有の出版不況、とりわけ翻訳書の不振の実態をあげて、翻訳を続けるために、身近な人にコナリーの作品を薦めていただきたいと訴えています。
皆さん、このシリーズを是非読んでください!!!
2010年4月15日講談社文庫より発行
☆2010年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第1位
☆ミステリが読みたい2011年版(早川書房)第3位
☆このミステリーがすごい!2011年版(2010年)ベスト20宝島社第6位


<刑事ハリー・ボッシュ シリーズ>
第1作 ナイトホークス(上)(下) 
第2作 ブラック・アイス
第3作 ブラック・ハート(上)(下)
第4作 ラスト・コヨーテ(上)(下)
第5作 トランク・ミュージック(上)(下) 
第6作 堕天使は地獄へ飛ぶ
第7作 夜より暗き闇(上)(下)    
第8作 シティ・オブ・ボーンズ
第9作 暗く聖なる夜(上)(下)
第10作 天使と罪の街(上)(下)
第11作 終決者たち(上)(下)
第1作 『ナイトホークス(上)(下)』


第2作 『ブラック・アイス』  

第3作 『ブラック・ハート(上)(下)』


第4作 『ラスト・コヨーテ(上)(下)』


第5作 『トランク・ミュージック(上)(下)』


第6作 『堕天使は地獄へ飛ぶ

第7作 『夜より暗き闇(上)(下)』2003年7月15日講談社文庫より発行 


第8作 『シティ・オブ・ボーンズ』2005年2月15日早川書房より発行

第9作 『暗く聖なる夜(上)(下)』2005年9月15日講談社文庫より発行


第10作 『天使と罪の街(上)(下)』2006年8月11日講談社文庫より発行


第11作 『終決者たち(上)(下)』2007年9月14日講談社文庫より発行

 - 2010年文庫, 2011年版 (2010年), 2011年版(早川書房), ロサンゼルス市警刑事ハリー・ボッシュ シリーズ , 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆